短期取引のFX、リスクをコントロールを第一優先に

 短期集中のデイトレード、為替差益で利益を狙うFX

FX投資をしている人が魅了されている理由とは、やはり短い時間でも大きな利益が期待できる為替差益にあるのではないでしょうか。FXでも長い時間をかけてスワップ金利を狙っていくタイプもありますが、FXと聞いてイメージするのはどちらかというと「短期のデイトレード」という方が大きいでしょう。

短時間で取引が決するとはいっても、為替差益で確実に利益を上げていくためには分析スキルやテクニックが求められます。あらゆる経済指標を元に情報を分析し、テクニカル指標を有効活用しながら予想を立てなくてはなりません。相場の動きがある程度判断できなければ利益にはつながりません。

自分が取引する通貨ペアがどう変化していくか、二者択一の取引であるFXは一見簡単そうなイメージもあります。しかし取引する通貨が上昇するか下降するのかをヤマ勘だけで当てることはできません。FX初心者が最初にぶつかる壁でもあります。

身近な海外旅行に例を出して考えてみます。アメリカ領であるハワイに旅行するとしたら日本円を米ドルに両替する必要があります。1万円で両替できるドルはいくら位になるでしょうか。これは為替相場のレート次第です。例えば1ドルが100円なら100ドルに交換できますが、110円なら約90ドルにしかなりません。逆に1ドル90円なら111ドルに交換できるので11ドル得したことになります。これが為替差益の仕組みです。

旅行から帰り米ドルから日本円に戻す場合も同じようなことが言えます。100ドルはいくら分の日本円となるでしょうか。1ドル100円なら1万円、90円なら9000円、110円なら11000円になります。相場の状態によってどのタイミングで両替すると得になるのか考えてしまいますよね。

FXとはこのような感覚で行う投資取引です。相場の状況を見て最適な売り、買いのタイミングを狙って利益を得る、実は難しい二択でもあるのです。

FXでは様々な通貨ペアを取り扱っていますが、初心者向けであり、リスクも少ない通貨ペアとしてお勧めなのは世界の基軸通貨でもある米ドルでしょう。

世界の中心通貨、安定性の高い米ドル

なぜ米ドルがリスクが少ないのか?それは世界の中心でもある基軸通貨であるということ、それにより各市場で流通量が多いということに理由があります。世界各地にある、あらゆる市場において売り買いが行われているため、激震するようなことはさほどありません。大変動というようなことがない分、比較的リスクの少ない安全な通貨だといえます。放っておいたら為替相場が荒れに荒れて、通貨レートが大変動、損失甚だしいというような事態だけは回避することができます。

そして米ドルに関する情報は手に入りやすいのも利点です。アメリカの経済ニュースは日本でもよく報道されていますし、情報収集については難なく行えます。

投資の成功には情報収集力が求められる

世界の中心にいるアメリカは政治経済のニュースやその背景など、日本にいても詳しく報道されているため、それに準じて起きる為替変動の要因も比較的難なく掴むことができます。情報収集のしやすさから、リスク管理に適している点や通貨の安定性などから見ても米ドルを中心に投資する人が多いのには頷けます。

短期間の取引で米ドル以外の通貨に目を向けるとしたら、他の通貨にはどのような特徴があるのでしょうか。例えばイギリスのポンドやニュージーランドドルは流通量はさほど多くはありません。レートの動き方も大きく、その分短期間で莫大な利益を勝ち取る可能性もありますが、その逆に一気に負けて大敗するリスクも高く危険です。

FX初心者にはこのような値動きの荒い通貨はお勧めできません。まずは取引に慣れてリスクを最小限にすることを優先してほしいからです。大きな損失を出さないことを第一に考え、安定性重視の米ドルと日本円といったペアから始め、少しずつ取り扱う通貨ペアの種類を増やしていくというスタンスで取引に望むことをお勧めします。